いま、限界が来ているのは今世紀の産業主義 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ 4月 07, 2015 経済活動は文化という土壌と不可分。今世紀の産業主義は、それを技術の次元に還元し、文化から切りはなそうとした。 その限界地点で、ようやく、欲望を産業技術のフロンティアの奴隷にすることから解放されようとしている。 欲望を文化的イマジネーションの世界へ取り戻せる。 リンクを取得 Facebook Twitter Pinterest メール 他のアプリ コメント
契約が苦手な日本を感じる瞬間 9月 25, 2020 休日の仕事の相談に対して、断りするのは、休日の業務契約は行っていないから。ただ、日本の場合は、契約上のことは置いて、対応してくれることに「評価」してしまうので、結局、契約にはない仕事。いわゆるお金の計上できない仕事が増え、生産性が低いということにつながっていると自分は見ている。 いわゆる、サービス残業もこの類だけども、これは、最近、世間的には悪い評価とするような風潮が芽生えてきたが、一方でまだ、契約にない対応。臨機応変な対応に「評価」が集まる日本人的な「性分」は消えているわけではない。。 この契約上になり仕事、臨機応変な仕事には、生産性などの数字として見えない効能があるという「評価」も根強い。これは、ある意味情緒的なことであって、友達関係や、パブリックリス性が低い場合は、「契約上の話されても、、、」というのは分かる。 ただ、お仕事やパブリック性の高いやり取りには、やはり契約文化を元に進めないと、組織や社会が運営しにくいということなんだろう。。 日本はまだ、議論の中に、この私と公の区別がどういうときに必要でどういうときには必要ないのかがイマイチ曖昧。 個人的には、どちらがいいというわけではなく、動いている、組織や社会の大きさやレベル、などに応じて対応するべきだと思う。そういう階層的な判断が日本にはないので、思考やルールにも階層的な判断ができるようにしていけるといい。。 続きを読む
映画「沈黙サイレント」のレビュー 2月 07, 2017 こんにちは。 WEBLICの坂本です。 先日、先輩に薦められていた映画「沈黙」を早速レイトショーで見てきました。 ■公式サイト http://chinmoku.jp 遠藤周作原作で海外の監督が映画化したということでメディアで話題にはなっていましたが、当日映画館はガランとしてました。。まぁ、先月21日公開なので時間も経ってますし、テーマも重いですしね。個人的に館内ほぼ貸し切り状態で見れて満足でした。ゆっくり観たい人はベストタイミング^_^ さて、あらすじは公式サイトにありますので省略して、興味深い映画だったので少し感想まとめます。 テーマは宗教とか信仰とか人の拠り所とか、、かな?。遠藤周作の小説は基本的には一貫してこのテーマがあるように思います。今回の作品はその後の作品の流れを方向づける代表作なんでしょうね。小説「深い河」も似たテーマで書かれてますし。 この映画を見て、捉えどころが難しいと思ったのは、キチジローを通して何を伝えたかったかでした。映画では、割りと分かり易くテーマ上の役割を描いていましたが、この人物については遠藤周作的にはもっと複雑な思いがあったのではないか?と気になるところです。 キチジロー(演じる窪塚洋介はやっぱり名役者^_^)は信仰を何度も裏切り、その都度、宣教師に許しを乞う弱い人間として描かれてます。信仰深い主人公の外国人宣教師に自身の弱さを見せつけるように。もしかして遠藤周作は自分自身をキチジローと捉えて作品を書いたんじゃないかとも思ったりもしました。さらにキチジローの後半に見せる最後の決心は何だったのか?ここは何か遠藤周作的な答えがありそうだと勝手に憶測してます。。 もう一点、捉えどころが難しかった点として、宗教やキリスト教への信仰も自分自身は持っていないので(もっていないと思っているだけかもしれないですが、、)、宣教師たちの葛藤が自身の経験に投影しづらく、前半はキリスト教を信仰している登場人物の想いや感情を深く共感できなかったですね。 ただ、ストーリーが展開していくにつれて感じたのは、一貫して宗教や信仰とは何なのかというテーマを描きつつ、根底では遠藤周作自身の日本の宗教観、文化的思想、生き様とは何なのか? というテーマが流れているように思い、テーマの中にだんだん引き込ま 続きを読む
アベノミクスの成長戦略の素案について 6月 14, 2013 成長戦略の素案発表段階で思わず、ダメだこりゃと思ってブログをしたためていたが、もう少し様子を見ようと、公開を控えていた。でも、結構、世間も酷評なんで、それほど毒にもならないと思うので、公開してみる。 ただ、ちょっと前置きを付け加えると、 僕は酷評が世間の多数意見になることは、意外と言えば意外だった。。 株価も高騰、円安も進んでいたので、アベノミクスの言っている通りに動いていることに、なんだか期待みたいな一般の人たちの雰囲気もあっていいと思った。 でも、実際は期待できないという方が多数派だ。 また、投資家たちは、具体的に何に落胆して、日本への投資を引き上げたんだろうか?という疑問が残った。。 「思った以上に大胆でなかった」とかはよく言われるけど、雰囲気でダメってなってる感じもする。 市場はそんなもんだと言えばそうかもしれませんが、でも、皆、その雰囲気的にダメってところの核になる部分は、なんとなく共通認識みたいなものがあるようにも思った。 僕なりに感じるのは、成長成長と声高にドヤ顔で叫んでいる安倍首相や、政府関係者の雰囲気にちょっと違和感があるというか、空気読んでない感じがあるんではないだろうか? 僕自身そうなんだけれども、成長はいいんだけど、もうちょっとベクトルの違う成長というか、成熟というか、新しい価値観というか、今までとは違う期待感が欲しかったんだと思う。 結局、皆はどういう戦略が欲しかったのかは、いろんな人の声が聞けるといいんだけどね。。 さて、素案が発表された時の感想にその辺のこと書きました。 皆さんは成長戦略にどういう印象を持ってますか?コメントくれると嬉しいです! 以下は素案発表時のブログ下書き) アベノミクスの3本目の矢と言われる成長戦略の政策素案が発表された。 過当競争、過小投資、過剰規制を期間を決めて是正するというもの。 過当競争の是正は日本の産業をリードしてきた、電機産業の企業の統合が 進むように、税制面で後押しすることらしい。 過剰規制は、元々問題にされていたので、 説明はいらないかな。。 あと、過小投資の是正。これは、企業や個人が、実はお金持ってるのに投資が極端に少ないとか、企業がリスクを追わず、 続きを読む
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